2024年6月より、仏教講座を新規開講します。本講座は、チベット仏教サキャ派の正式な教師資格を有する唯一の日本人僧侶から他の言語を介することなく日本語で伝統的大乗仏教を学べるコースです。現地参加のほか、Zoomで同時配信、動画の後日視聴(講座終了後半年間視聴可)を提供します。ルン(口伝)の伝授を行う場合は、中継や収録は行わず現地参加のみとし、遠隔地の方もお越しになりやすいよう各コースの終期にまとめて行います。
【講師】奥田剛(サキャ派ゴル寺ケンポ、一般社団法人ツェチェン・テンペル・リン会長)
【会場】一般社団法人ツェチェン・テンペル・リン本部(東京都千代田区)
【使用言語】日本語(チベット語の知識がなくても大丈夫です)
【受講条件】メールアドレスの登録が必要です。資料は印刷物の配布は行わず、PDF等のファイルのダウンロードリンクをご登録メール宛に配信します。
※講座申し込みと同時のご入会で入会金を免除します。会員の特典や会費についてはこちらからご確認ください
※講座開講期間中であれば途中からでも受講は可能です(過去日程分については収録された動画での受講となります)
土曜日クラス
【日時】
2024年6月22日(土)開講 今期15回予定(テキスト全体が終了するまで2年乃至2年半程度の見込みです)
毎週土曜日14:00-15:30
【教材】
「入菩薩行論」(Ⅰ) シャーンティ・デーヴァ著
仏教の入門書としてふさわしく非常に優れたテキストです。仏教で特に大切にされている他者を思いやる心、すなわち菩提心とはどういうものなのか、それを身につけて他者に利益してゆくにはどうして行けばよいのか、また目指すべき理想的な菩薩の行ないとはどんなものなのか、具体的な実践方法をわかりやすい事例で紹介しつつ、最終的には大乗仏教の根幹を成す空性すなわち中観の考え方が身につくように解説してゆきます。解説書はケンポ・クンガー・ワンチュクの講義録をもとにしたものを用いてゆきます。
【対象者】この土曜クラスは中級者以上を対象にしております。このテキストは日曜日クラスでも将来的に開講予定ですので、初心者の方は先に日曜日実施の講座をご受講ください。
【受講料】正会員35,000円 (※2023年9月土曜日クラスを受講された方は30,000円)/非会員40,000円(当講座申し込みと同時にご入会の場合は入会金を免除します)
日曜日クラス
【日時】
2024年6月23日(日)開講 全15回予定(実施回数は増減する場合がございます)
毎週日曜日10:00-11:30(休講の場合は順延します)
【教材】
大乗仏教の入門書「入菩薩行論」に入る前に菩提心に関する基本的なことを再確認していただくため以下のテキストを学んで行きます。
(1)菩提心とその基本的な実践方法を学ぶテキスト
「三十七の菩薩行」ングルチュ・トクメー・サンポ著
菩薩の行いとは一体どういうものなのか。六波羅蜜の教えとは何か。それらが三十七ヶ条の詩の形式で説かれているテキストです。チベット仏教でとても慣れ親しまれているもので、ロジョン(心の訓練)のことについても詳しく解説してあります。
(2)大乗仏教の考え方が凝縮された一つのテキスト
「般若心経」
チベット仏教でもとても重要な経典です。大乗仏教の根幹をなす空性すなわち中観の考え方を元に解説していきます。解説書はケンチェン・クンガー・ワンチュク著の「般若心経の解説小書」を用います。
【対象者】主として初心者の方
【受講料】正会員35,000円 (※2023年9月日曜日クラスを受講された方は30,000円)/非会員40,000円(当講座申し込みと同時にご入会の場合は入会金を免除します)
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