修行の助けとなる良き環境を作り出すためのルール集

服装
肌の露出が大きい服装は好ましくありません。スカート/パンツの長さは膝より下でなければなりません。ブラウスはボタンを留める必要があります。入室する前に脱帽し、靴は所定の靴箱へ入れて下さい。

高僧
伝統的に、高僧にご挨拶申し上げるときには起立して上体を軽く屈めた状態で胸の前で合掌します。高僧が入退場する際にも同様です。高僧がいらっしゃるところで仁王立ちになったり、手を背中で組んだり、腕を組んだり、横になったり、ストレッチをしてはいけません。個人的な相談のために異性のラマと会うときには、少なくとも1人の同行者が必要です。ラマが勤行をしている時には話しかけたりせず、勤行が終わるまでお待ちください。

仏壇・仏具・経文
センターに来所したら仏壇に向かって五体投地を三度して下さい(仏教徒の場合)。仏壇やラマの方向に足を向けて着座してはいけません。仏具や経文を床に直に置いたり、跨いだりしないように注意して下さい。経文をめくる時に指にツバをつけてめくらないようにして下さい。仏壇やラマのテーブルの上にある仏具や経文に手を触れたり動かしたりしないでください。

コミュニケーション
すべての人々に敬意を払い、大声で談笑するのはご遠慮ください。

指差し
僧侶、仏画などを指すときは、右手を広げて手のひらを上に向けて下さい。人差し指で示すことはたいへん無礼なことと考えられています。

僧俗の序
法話や灌頂のときは、僧侶が前列に並び、在家はその後方に着座してください。高僧へ五体投地を行う際には、まず僧侶が初めに行い、その間、在家は起立合掌のまま待機します。僧侶が着座した後に在家が五体投地を行い着座します。(※当会の場合。センターや宗派によっては流儀が異なる場合があります)